2017-02-16 『傷寒雑病論』 シ 書名 『傷寒雑病論』しょうかんざつびょうろん 著者: 張仲景(150~219年)時代: 東漢末年 六経弁証という弁証論治、綱領を最初に提示したもので、漢方薬の世界では、『黄帝内経』と並んで原典の一つとされている。 著者の張仲景は、その効果と業績により「医聖」と称される。 残念ながら本来の『傷寒雑病論』は散逸して現存していないが、その後、王叔和が『傷寒論』と『金匱要略』という二つに分冊してまとめ直した。現在手にする『傷寒論』はこちらの分冊したものとなる。 【参考図書】